テンポ泥棒ローグ考察 アルタラック編-3マナ

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くじ引き屋

テンポカードとしては結構強いのですが環境に嫌われた1枚です。

基本的にドローは進むローグに合ってますし、≪大女帝シェクザーラ≫と

合わせると強い動きができますが、スタンダードに入れるには後押しが

足らない、といった印象です。≪コールドトゥースのイエティ≫も増えましたし

正直アルタラック環境でも厳しそうです。断末魔構成にしても≪怪しい情報≫の

ノイズになるのがいただけません。

 

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グレイハート族の賢者

隠れ身パッケージの核、テンポデッキにも勿論採用はできます。

しかしながらクエストではないので優秀な隠れ身の枠を割くことは

少し難しそうです。少し前のめりな型になりますが武器パッケージと

合わせることで若干面白くはなりそうです。(その場合≪隠し禁制品≫を

入れる余裕はなさそうですが)

 

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コールドトゥースのイェティ

突然誕生した3マナの救世主です。関連カードに4マナで45の効果なしカードが

出ることもあり一部ではネタ扱いされてますが、間違いなくローグのクエスト以外で

3マナおらんよな問題を解決してくれる最強格のカードでしょう。≪悪党同盟の悪漢≫

以来の後手環境にもなるかもしれません。テンポ泥棒ローグの3マナはこのカードと

≪二重スパイ≫によりだいぶ強化されました。これがこのアーキタイプを強くしている

といっても過言ではないと思います。

 

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二重スパイ

こういう言い方はよくないと聞きますが、あえて言うと3マナ66です。

≪コールドトゥースのイェティ≫と合わせてテンポ泥棒ローグの3マナを担います。

テンポデッキで似たカードは今まであったようでなかったような気もしますが、

≪ケレセス侯爵≫でバフされた≪サロナイト鉱山の奴隷≫を

考えると少しわかりやすいでしょうか。挑発は無いですが3ターン目に置けば

盤面に大きな干渉をすることは想像に難くありません。

 

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怪しい情報

最初はあまり考えていなかったのですが、このカードから≪血吼のコラック≫

もしくは≪潜入者リリアン≫のどちらかを引けるようにする断末魔デッキが

≪偵察≫、≪偽滅の刃≫と合わせてあまりに強いテンポムーブなのでこれだけで

断末魔泥棒テンポローグを組む理由があります。≪セラシーン・フリートランナー≫と

相性が悪そうですが、バリュー面が断末魔軸は十分ありそうなので問題は

なさそうです。

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無理強い

恐らくクエストを除いて単体除去ではこのカードが一番強いでしょう。

かつて5マナ、現在は4マナとなった≪暗殺≫がありますが使う気にはなれません。

巨人のような大きなミニオンを除去したいときにはデッキに入ることもありますが、

つまりはメタに左右されるカードかと思います。

 

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現地連絡員

ローグでの採用率が高いので入れました・・・があまりテンポ泥棒ローグに

使われるとは思っていません。構築を寄せることと割に合わないと思います。

一応たくさん引いた後に≪セラシーン・フリートランナー≫を撃つことも

できますが、こういうのに寄せたデッキが強くなるとはあまり思えません。

 

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自己研鑽の剣

武器シナジーを織り交ぜる構成が若干ありそうなのでその場合は

入るでしょう。≪斧刀講≫と合わせてバランスのいい構成になれます。

しかしながら武器メタが一定以上ある環境でいくつかの選択肢から

選ぶ必要はないと思います。メタを読んで使いましょう。

 

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隠蔽の帳

ミニオン限定の≪魔力なる知性≫、ドローが足らないと思えば入れていい

カードかもしれません・・・が、他の優秀なドローソースに比べると

一段落ちる印象です。≪セラシーン・フリートランナー≫から繋がりますが

他のカードでも言った通りこっちに寄せる構成は強くはないです。

来年ならやれるかもしれないので、そちらに期待しましょう。

 

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ブライトウィング

好きなカードなんですがなぜコアセットに来たのかはよく分かってません。

≪隠し禁制品≫のバリューとしては最強に近いですが、もちろん中立カードを

持ってくる可能性もありますし、アルタラックのレジェンドが癖強めなので

バリューが落ちてそうなのが悲しい所です。バリューカードは今は揃っている

といえるのでこのカードに出番が回ってくることは少ないかもしれません。

 

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マンクリック

ナーフ前は体力10が飛んできていたトンデモカードです。今ももちろん強く、

またローグは≪ペテン≫から飛んでくることもあるのでテンポデッキには

入りやすいでしょう。しかし、アルタラックに優秀な3マナと

≪血吼のコラック≫というライバルが登場したため、枠と相談しながら

少し採用に慎重になる必要が出てきました。たまにはデッキから外して

マンクリックの妻にも生きていてもらいましょう。

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猛毒スコーピッド

呪文発見と猛毒による盤面への威圧がセットになったお得カードです。

こちらも3マナ枠に≪コールドトゥースのイェティ≫や≪二重スパイ≫が増えなければ

採用したであろうカードです。しかしながら盤面勝負に強いバリューカードという

だいぶフィットしたカードであるため忘れた頃に入るかもしれません。

 

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腐り錆びのクサリヘビ

武器メタです。武器メタに交換可をつけるの、業が深い。

しかしながら、一般的にテンポデッキでメタカードを

積むのは弱いと私は考えています。よほど偏った環境でなければ

メタカードを入れる行為は(≪パァァァレイ≫はシナジーと合うので

別ですが)自分を不利にしている気がしています。